Newsお知らせ
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2020.04.10 新型コロナウィルス感染、および感染疑いのある場合の分娩について
当院は、新型コロナウィルス感染の妊婦の方々も分娩ができるように、感染対策を施し対応する準備をしています。
院内感染予防の観点から、感染が明らかな方だけではなく、感染の疑いのある方＊ も、分娩が差し迫っている場合は、感染者としての十分な感染対策を講じたうえで分娩対応をいたします。
さらに、日本産科婦人科学会をはじめとした関連学会からの対応指針に則り、多くの受け入れ施設での対応と同様に、1～2時間を目安に速やかに分娩に至らないと判断される場合は、帝王切開による分娩といたします。
当院は、総合周産期母子医療センターとして、管轄エリアである東京都中央ブロック（文京区・台東区・千代田区・中央区・港区）を中心に多くの産科重症例を引き受けております。
新型コロナ感染症が急速に拡大する状況においても、院内感染を防ぎ、限られた医療資源を有効利用し、この危機から多くのお母さんと赤ちゃんの命を守るために、このように対応いたします。
ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
＊感染の疑いのある方：感染者と2週間以内の濃厚接触がある方、感染地域への渡航歴のある方、発熱が持続するなどの感染を疑う症状のある方
東京大学医学部附属病院 女性診療科・産科